コラム

音楽教育列伝!音楽教育の始まりを探る

音楽教育っていつからどうやって始まったんだろう?

 

「音楽って嫌な教科だったな」とか「音楽だけは好きだったな」とか、人によって音楽という授業に様々な思いを抱いているのではないでしょうか?

 

そんな日本の音楽教育っていつから始まったのでしょうか?

今回は、音楽教育の歴史を紹介します

音楽教育の歴史

西洋の音楽が少しずつ広まる

最初に日本に西洋音楽をもたらしたのは、16世紀後半に日本にやってきたイエズス会の宣教師たちです

織田信長が宣教師フロイスの楽器の演奏を聴いたことから始まりました

 

鎖国によって西洋の文化の流入は限定的になりましたが、幕末の動乱期に入ったころから西洋音楽は日本に本格的に導入され始めたのです

薩摩藩では幕府に対抗するために、軍備を拡張するとともにイギリスの指導下で軍楽隊が設立されたと言われています

 

また、居留地では外国人が住むことを許されていたので、教会が建設されオルガンなどの伴奏で聖歌が歌われていました

日本人の中にもキリスト教とになる人たちが現れ、聖歌が日常的な西洋音楽として普及していきました

このようにして、少しずつ日本人に音楽が馴染んでいったんですね

 

音楽教育の始まり

明治政府が設立されるとヨーロッパ的な近代国家に向けて、明治5年に「学制」を発布し、初等・中等教育の普及に努め始めます

しかし、この「学制」では音楽科教育については実施されず、代わりに文部省が「音楽取調掛」を設置し、音楽教育の準備を始めました

 

「音楽取調掛」の責任者になった伊沢修二は、アメリカのボストンで学び、帰国後「東京音楽学校」を設立し、音楽科の教員養成を開始します

東京音楽学校設立したことで、ヨーロッパで官立の音楽学校設立を後押ししていました

 

私立の音楽学校の設立

大正時代になると、私立の音楽学校が設立されます

この音楽学校からは多くの音楽家が輩出され、オペラが上演されるなどクラシック音楽の楽壇が形成されていきました

そして、第2次世界大戦後には戦前の音楽学校が音楽大学になって今日に至っています

 

このころにヤマハやカワイなど世界有数の楽器製作会社ができ、西洋楽器の製造も発展を遂げました

日本は官民一体になって音楽文化や音楽産業が発達した近代国家だったということがわかりますね

音楽教育はどんなものがあるか

 

音楽教育の中には4つ

  • 音楽科教育
  • 専門教育
  • 幼児音楽教育
  • 音楽生涯教育

があります

 

「音楽科教育」は、音楽という「教科」に関する教育を示します

小学校から高等学校まで「音楽」という教科がありましたよね

皆さん学校で受けたことのあるのが「音楽科教育」です

 

「専門教育」とは音楽大学あるいは高等教育における音楽専門教育のことです

「幼児音楽教育」は未就学児のために行われる音楽教育です

「音楽生涯教育」は社会教育の一部である生涯学習のための音楽教育です

 

同じ音楽教育でも、受ける場所によって名前が変わっていきます

ミニケストラも音楽教育に力を入れていきたい

ミニケストラは、「幼児音楽教育」や「音楽生涯教育」に力を入れていきたいと思っています

 

子どもたちが、気軽に音楽を聴いたり、楽器を演奏してみたいなと思うきっかけになるような機会づくりをすることを目的に活動をしています

 

実際に、西麻布保育園で出張コンサートも行い、子供達が本物の生演奏を聞いて口ずさんでいました

コンサートが終わった後には「フルートをふきたーい」という子供がいたり…

うれしいことですよね

 

また子供だけでなく、大人もミニケストラの演奏を聴いて音楽って楽しいなと感じてもらえたらと思っています

楽器を習っていた方は、生演奏を聴くと、またやってみようと思えることでしょう

 

ぜひ機会があえばミニケストラの演奏にいらっしゃってください

子供に本物の音楽を聴かせてみませんか?