沈みゆく夕陽をバックに南の島で音楽を楽しめたらいいな……と思いませんか?
そんな体験ができる贅沢なコンサートが11月23日にプレミアム・ブセナ・ミニケストラ ・サンセットコンサートが行われます
その会場となる場所が、2000年に九州・沖縄サミット首脳会合が開催された名護市の万国津梁館
今回は、そんなサミットが開かれるほどの場所・万国津梁館について紹介いたします
万国津梁館の名前の由来は?

万国津梁の名前は1458年に尚泰久(しょうたいきゅう)王の命で鋳造され、旧首里城正殿鐘にあったと伝えられる「万国津梁の鐘」からきています
その鐘の銘文に「万国津梁」の文字があることから「万国津梁の鐘」と呼ばれ、1978年に国の指定重要文化財に指定されました
万国津梁とは、「世界を結ぶ架け橋」という意味があるのをご存知ですか?
国際的な会議が行われることもあり、はるか昔から人と文化の架け橋を目指してきた琉球の先人から受け継いだ熱い志が名前の意味に込められているのです
万国津梁館とはどんなところ?

万国津梁館は、日本を代表するリゾート型のMICE施設です
MICE(マイス)とは、
- 企業等の会議(Meeting)
- 企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)
- 国際機関や団体、学会等が行う国際会議(Convention)
- 展示や見本市、イベント(Exhibition/Event)
この頭文字を取っており、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントの総称です
(引用:観光庁)
九州・沖縄サミット首脳会合が行われたように大きな国際的なものから、結婚式場としても広く使われています
万国津梁館の外装やインテリアには、屋根の琉球赤瓦は青い空と海に映えるように、サンゴ礁からできた琉球石灰岩は壁面に使用しています
美容と健康に良いと薬草で用いられる植物の「月桃」は、紙に漉いてオリジナルデザインのシャンデリアと仕立てられています
そのほかにも、沖縄の県木で造られた棚や2000年サミットの各国の首脳のサインなど、日常を忘れさせるような、贅を尽くした調度品の数々が置かれ訪れる人々を魅了しています
夕映えが美しい万国津梁館の「サンセットラウンジ」

万国津梁館には、6つの施設
- サミットホール
- オーシャンホール
- カフェテラス
- ビジネスルーム
- 貴賓室
- サンセットラウンジ
があります
建物は沖縄の伝統工芸を取り入れたアジアンテイストになっており、ラウンジの周りには修景池と呼ばれる水辺が配置されています
そして、テラスも配置され大海原に沈む夕陽をゆっくりとくつろぎながら堪能することができるのです
今回は、この万国津梁館のサンセットラウンジでミニケストラのコンサートが行われます
ぜひ、沈みゆく夕陽を上質な音楽を聴きながら、至高な時間を楽しんでください